takaharashigeruの日記

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【自己超越とは?】

 

【自己超越とは?】

アブラハム・H・マズローは、

晩年、

欲求の階層の最上位にある『自己実現』の上層に、

さらに、

『自己超越(自我超越)』という段階があると発表しました。

これについて、

『完全なる人間――魂のめざすもの』(著者 A・H・マスロー 誠信書房

の中に、こう書いてあります。

「わたくしの見出したところでは、

自己実現する人間の正常な知覚や、

平均人の時折の至高経験にあっては、

認知はどちらかといえば、

自我超越的、自己忘却的で、

無我であり得るということである。

それは、

不動、非人格的、無欲、無私で、

求めずして超然たるものである。

自我中心ではなく、

むしろ対象中心である。

つまり認知的な経験は、

自我にもとづいているのではなく、

中心点を対象におきその周辺に形作ってゆくことができるのである。

それはあたかも、

みずからとかけ離れ、

観察者に頼らないなんらかの実在を見ているかのようである。

美的経験や愛情経験では、

対象に極度にまで没入し、

『集中する』

ので、

まったく実際のところ、

自己は消えてしまうばかりである。

美学、神秘主義、母性、愛情に関する研究者、

たとえば、

ソローキンなどは、

至高経験の際には、

観察者と観察されるものとが一体となり、

本来二つのものが一つの新しく大きな全体、

並はずれた単一体に融合するとさえいっている。

このことは、

共感や同一化の定義について、

なにほどかの示唆をわれわれに与えてくれるし、

もちろんこの方面の研究に道を拓くことにもなるのである。」(99頁〜100頁)

我を忘れて没頭する。

すなわち、

無我になる。

見返りを求めず没頭して何らかの課題に貢献するという状態、

無我夢中、

忘我になり、

他者貢献に没頭する姿勢が自己超越といえるのではないでしょうか。

マハトマ・ガンジー

マザー・テレサ

を見習いたい。

(推薦図書)
『完全なる人間――魂のめざすもの』(著者A・H・マスロー 誠信書房
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