【怖れるものは何もない】
『怖れるものは何もない』
なぜなら、
神の世界(愛の世界)に住んでいるから。
愛に反すること(我欲・我心・私利私欲)をすれば、
『それは間違っていますよ』
という “天の啓示” がある。
ただそれだけのこと。
愛に沿った言動をすればいい。
ただそれだけのこと。
『愛とは、怖れを手ばなすこと』(著者 ジェラルド・G・ジャンポルスキー 訳者 本田健 サンマーク文庫)
の中に、こう書いてあります。
「完全に自由な感覚を味わうために重要なのは、
過去や未来に心を奪われるのをやめ、
今というときの中で生きるのを選ぶことです。
自由になるということは、
肉体的な感覚によって制限されている現実の中に閉じ込められない、
ということでもあります。
自由になれば、
すべての人とともに愛を分かち合うことができます。
自分の心をあらためて教育し、
訓練するまで、
私たちは自由になることができません。
愛を望まない人などいないにもかかわらず、
多くの人は愛を経験できないでいるようです。
過去から引きずっている罪悪感に満ちた怖れが、
今、愛を差し出し、
受け取る能力を妨害しているのです。
怖れと愛を同時に経験することはできません。
どちらの感情を望むかは、
つねに私たちが選ぶのです。
怖れではなく愛を選びつづけることで、
人とのかかわりの性質や本質を変えることができるのです。」(42頁〜43頁)
「感情には二種類しかない。
一つは愛で、もう一つは怖れである。
愛は私たちにとって真の現実であり、
怖れは私たちの心がつくり出すもの、
したがって実在しないものである。
私たちが経験することは、
外の世界に投影された自分の心の状態である。
心が健康で愛とやすらぎに満ちていれば、
それが外に投影され、
自分が体験することになる。
心の中が疑い、怖れ、病気に対する不安などでいっぱいであれば、
その状態が外に投影され、
それが私たちの体験する現実となる。」(55頁〜56頁)
外界は、
内界を映し出す鏡です。
心の中が怖れや不安でいっぱいであれば、
それが現実化します。
心が穏やかで、
愛に満たされていれば、
それが現実化します。
『愛とは、怖れを手ばなすこと』
『怖れるものは何もない』
(推薦図書)
『愛とは、怖れを手ばなすこと』
(著者 ジェラルド・G・ジャンポルスキー 訳者 本田健 サンマーク文庫)