takaharashigeruの日記

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【信ずる者は救われる】

『信ずる者は救われる』

心を絶対的に強くする要素は信念です。

人生にとって“信念”が一番大事だといっても過言ではありません。

なぜなら、人生は不可解なことがいっぱいだから、信念がないと安心立命で活きられないからです。

中村天風師は信念の重要性について、『運命を拓く』(講談社文庫) の中で次のように述べています。  
(210頁~212頁)

「 信念の力というものは、実に諸事万端を完全にする根本要素なのである。

時の古今といわず、洋の東西を問わず、信念の重要性というものを、人生を説く人は、誰でもが力説している。

紀元前に存在していた有名なヘブライの“ソロモン”も、その時代には、まだ、科学も哲学も、今日とは比較にならぬほど、進歩していなかった時代だが、彼はすでに、『人の本当の値打ちというものは、宝石でもなければ、黄金でもない。

いわんや地位でもなければ、名誉でもない。

ただ、信念の二文字である』

といっている。

また釈迦も、キリストも、マホメットも、孔子もいっている。

釈迦は、
『信ぜざれば救う能わず、縁なき衆生は度し難し』 といっている。

キリストは、
『まず、信ぜよ』 といっている。

マホメットは、
『疑って、迷って、真理から遠ざかる者よりも、信じて欺かるる者、汝は幸いなり。』 といっている。

しかしこれは逆説的な言葉である。

信ずる者は欺かれないから、本当に信ずる気持ちを持っている者は、ものの本当か嘘かはパッとわかるものである。

本当のもの以外は信じないからである。

それを諸君は疑いだらけだから、信じなくてはならないことを信じられないで、何でも頭から疑ってしまうというやり方なのである。

孔子は、
『信は万事のもと』 といっている。

また、メーテルリンクは、
『能うベくんば、究むるもよし、さりながら究め能わざるものは、信ずるにしかず』 といっている。

いずれにしても、信念の重大性は早くから、人生を考える学者や、識者には、感じられていたのである。

それほど重要なことが、さきほどもいったとおり、現代の人間は情けないほどそれをそうと考えず、何でも、まず疑いから考えようとする。

そうすることが、正しい考え方のように思っている人が多い。

疑いの方から考えようとするから、自分というものが、勢い、小さな存在になってしまっている。

ではなぜ疑いがいけないのか。

それは疑い出したら、何事も安心が出来ないからである。」

 このように、信念が大事なことはわかっていますが、どうすれば確立され、どうすれば信念が強くなるのでしょうか?

天風師は同書の中で
『信念を煥発すること』 であると述べています。 (219頁)

「 信念というものは、煥発しなければ断然出てこないのだ。

自分の心の中に生まれながらにして、霊性意識の中に入っているものであるから、雑念妄念を除いて、心の正体を出しさえすればぐんぐん出てくるのだ。」

信念を確立し強くする鍵は、霊性心の発現です。

霊性心を発現する為には真理に対する純真な気持ちが大事です。

己の魂の存在を信じることです。

“大いなる存在”(宇宙意識)を信じることです。

信念は、この宇宙に“不滅のスピリット”が存在していると信じることから生まれます。

世界屈指のスピリチュアル・マスターであるエックハルト・トール氏は、著書 『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』 (監修者 飯田史彦 訳者 あさりみちこ 徳間書店) の中で、“大いなる存在”についてこう述べています。 (26頁)

「 『大いなる存在』 とは、死を運命づけられた無数の生命形態を超える、唯一の『不滅の生命』 です。

しかも、『大いなる存在』 はあらゆる生命の奥深くに、目には見えず、絶対に滅びることのない本質として、宿っているのです。

つまり、『大いなる存在』 は、人間のもっとも深いところに 『ほんとうの自分』 として存在しており、わたしたちはそれに 『つながる』 ことができるのです。」

己の内なるスピリットと繋がり、大いに信念を煥発しましょう。

『宇宙意識は存在する』 と私は確信しています。

これが私の信念です。

アルベルト・アインシュタインは、こう述べています。

「 科学を真剣に追求する人は誰でも、人間の意志よりも優れているある意志が、はっきりと宇宙の法則を示していると確信するようになる。」 
 〔『ゴッド・コード ――遺伝子に秘められた神のメッセージ』 (著者 グレッグ・ブレイデン 訳者 島津公美 ダイヤモンド社)の66頁より引用〕 

人知の及ぶところではない偉大な知性の存在を信じましょう。

『信ずる者は救われる』 です。

元弁護士・実業家で、講演家・著述家に転向したアーノルド・パテント氏は、著書 「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」
(訳=あさりみちこ 徳間書店) の中で、信じることの大切さについて次のように述べています。(32頁)

「 〈宇宙は完璧であるという法則〉 に関する、きわめて重要なポイントをひとつお話ししておきましょう。

それは、この法則は、この法則を信じる人にとってのみ真実になるということです。

この法則に気づいていない人や、この法則を否定する人は、この法則の恩恵にあずかることができません。

この法則が真実であると確信している人にだけ、実際に完璧に機能している宇宙から、豊かな恵みが降りそそぐのです。

人生でなにを獲得するかは、あなたがなにを信じるかによって決まります。

さらにいうと、あなたが経験することは、あなたが出来事や人をどうとらえるかによって決まってくるのです。

自分が経験する出来事の質を高めたいなら、答えは簡単です。

〈宇宙は完璧であるという法則〉 を信じることです。」

宇宙は純粋意識の 『場』 です。

完璧な知性が働いている 『場』 です。

『宇宙の英知』 『宇宙意識』 の存在を信じましょう。

己の魂(スピリット)の存在を信じましょう。

霊性心を発現し、強固な信念を持ちましょう。

(結論)
『 己の内なるスピリットと繋がり、大いに信念を煥発しよう!』

『運命を拓く 天風瞑想録』(著者 中村天風 講談社文庫)
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『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』(著者 エックハルト・トール 訳者 あさりみちこ 徳間書店
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