takaharashigeruの日記

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【人生の意味・目的】

【人生の意味・人生の目的】

人間(human being)としての人生の意味・目的は、ズバリ三つです。

① 楽しむこと

② 自己意識の進化・向上

③ 『世界平和』と『人類の幸福』の実現に微力ながら貢献すること 

①について。

アーノルド・パテント氏は、

人生の目的は

『楽しむこと』

だと明言しています。
                      
瀬戸内寂聴さんやチョプラ博士は、

人生の目的の一つは幸せになることだと語っています。

幸せになるためには、

何よりも楽しむことが大切です。

楽しんだ人だけが幸せになります。

個性を発揮して、

大いに人生を楽しみましょう。

②について。

人間も宇宙も、本質は意識です。

生物の進化、

人類の進歩、

精神文化の進展、

物質文明の発展を見ても明らかなように、

宇宙意識は常に進化・向上しています。

私たちは

『宇宙意識の進化・向上に順応すること』

が大切です。

中村天風師は、著書 

『運命を拓く 天風瞑想録』 (講談社文庫) 

の中でこう述べています。 
(132頁)

「 哲学的にいうなら、

あなた方の自我の中には、

造物主の無限の属性が、

宿っている。

それは、

自分および人の世のために、

その尊いものを善用して、

この世に生まれた人間達の幸福を増進し、

進化と向上とを現実化させようとする、

造物主の意図に他ならないのである。」

  
端的に言えば、

『人生の目的は自己意識を進化・向上させることである』 

ということです。

それにより、

精神文化・物質文明の進展に寄与することもできます。

つまり、

クリエイティブな仕事を成し遂げることができます。

自己意識の進化・向上を具体的に言えば、

知識を吸収し、

知恵をつけ、

知性を磨き、

感情と愛情を豊かにし、

情操を高め、

意志を強くし、

高尚なる意思を持ち、

学習意欲・向上心を培うことです。

③について。

私たちは本来ひとつです。

ワンネスです。

私たちが目指すべきものは、

分離意識ではなくて統合意識です。

つまり、

争ったり、

競い合ったりすることではなくて、

教え合ったり、

助け合ったりすることです。

協力、共存、共栄です。

自分一人が幸せになれば良いというものではありません。

人類全体の幸福を実現させることが目標です。

私たちは微力ではありますが、

健気に努めましょう。

スピリット(being human:人間を経験している魂)としての目的は、

悟りを開くことです。

煩悩を解脱して、

涅槃寂静の境地に達することです。

つまり、

現世の苦悩から解放されて絶対自由の境地に到達することです。

アンドリュー・ニューバーグ医学博士(トーマス・ジェファーソン大学教授)は、

マーク・ロバート・ウォルドマン氏(神学校のホルムズ研究所の教員)との共著、

「『悟り』 はあなたの脳をどのように変えるのか 脳科学で 『悟り』 を解明する!」 
(エリコ・ロウ=訳 ナチュラルスピリット) 

の中で、

『悟り』 について次のように述べています。

「 悟りには人の現実認識を抜本的に変革するという独特の要素がある。

われわれが行なったさまざまな脳の研究結果が示すように、

悟りは脳に恒久的な変化をもたらし、

世界やそこに住む自分たち自身に対する見方も劇的に変わる。

古びた信条は消え去り、

新しい信条が形成される。

そして新たな価値観がその人の個人的な人間関係や仕事に活かされるようになる。

意識が変わり、

現実も違ってみえてくる。

生き生きと感じられるようになり、

心配ごともあまり執着しなくなり、

より楽観的に未来を見られるようになる。

困難な問題を解決する能力も増大する。」
 (279頁)

「 ワンネス、明瞭さ、自己変革といった内なる体験を誰かが語るのを見聞きしているときには、

同様の体験をコントロールしているあなたの脳の部位も刺激されている。

つまり、

他人の悟りの物語に深く耳を傾ければ、

あなたも悟りを体験しやすくなる。

そして、

次にはあなたが自分の体験談で、

他人が意識や気づきを深める役に立つのだ。

(中略)

人の脳は悟りが開けるようにできている。

その過程をスタートさせる鍵となるのが、

悟りへの道を照らしてくれるような信条、

人生体験と精神修行の適切な組み合わせだ。

悟りはすべての人類に与えられるギフトだ。

その素地は人のからだと脳に備わっていて、

誰ものなかで解放されることを待っている。」 (285頁)

『悟れば一瞬にして幸来る』

悟れば、

絶対自由・絶対幸福の境地に到達することができます。

『言うは易く行うは難し』 

で簡単ではありませんが、

スピリットが目指しているものは

統一意識(宇宙意識と一体になること)

なのでお互い精進しましょう。

ディーパック・チョプラ博士は人生の目的について、著書 

『ゆだねるということ(下)』 (住友進=訳 サンマーク文庫)

の中で次のように述べています。

「 人生を自分の内面と外面で発生する一連の出来事としてとらえることもできますが、

同時にこれらの出来事が相互に影響を及ぼしあい、

スピリチュアルなものと関連していると考えることもできます。

こう考えると人生は、

この世で特別に自分に与えられた才能を、

大勢の人のために役立てるチャンスの場だと見なせるようになるでしょう。

それが 

『なぜ、わたしはここにいるのか?』 

という質問に対するひとつの答えとなります。

自分の人生の目的を明らかにできれば、

自分の意思に気持ちを集中できるでしょう。」 (35頁)                    

「 あなたの意思は心臓のなかからぽんと飛び出し、

宇宙という広大な意識の海全体にさざなみを立てていると思いなさい。
(このイメージを抱くとき “san kalpa: サン・カルパ” と唱えてください)

あなたの意思は、

生態系全体とのバランスを保ちながら、

宇宙の無限の活動の指揮をとっていると思いなさい。
(san kalpa)

あなたの意思は、

病気になったすべての人を癒す力があると思いなさい。
(san kalpa)

あなたの意思は、

悲しんでいる人を喜ばせたり笑わせたりする力があると思いなさい。
(san kalpa)

あなたは失敗した人を、

成功に導いてあげられると思いなさい。
(san kalpa)

あなたは弱者だと思っている人や、

恐怖を抱いている人の力になってあげられると思いなさい。
(san kalpa)

あなたは絶望している人に、

希望の火を灯してあげられると思いなさい。
(san kalpa)

(中略)

あなたが抱く思考、

口にする言葉、

そして実行する行為のすべてが、

この世の中に利益をもたらすものだと思いなさい。

(san kalpa) 」  (80頁~82頁)

さらに、チョプラ博士は、著書

『富と成功をもたらす7つの法則』 
(渡邊愛子=訳 角川文庫) 

の中で、

究極の目的についてこう述べています。 (119頁)

「 誰にも人生の目的があります。

その目的とは、

それぞれもって生まれた独自の素質や特別な才能を他の人たちに与えることです。

そして、

私たちが自分の独自の才能を他の人たちへの奉仕と混ぜ合わせたとき、

私たちは、

すべての目的のうちの究極の目的である、

自分のスピリットのエクスタシーと歓喜を経験するのです。」

私たちは、

時々スピリチュアルな経験をする人間という存在ではなくて、

時々『人』の経験をするスピリチュアルな存在です。

究極の目的である、

自分のスピリットのエクスタシーと歓喜を経験しましょう。

悟りを開きましょう!

ということで結論はこうなります。

(結論)
① 天性を発揮して人生を楽しむ。

② 自己意識を進化・向上させクリエイティブな仕事をする。

③ 世界平和と人類の幸福の実現に微力ながら貢献する。

④ 悟りを開く。

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『ゆだねるということ(下)』
(著者 ディーパック・チョプラ    訳者 住友進 サンマーク文庫)
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『富と成功をもたらす7つの法則』
(著者 ディーパック・チョプラ    訳者  渡邊愛子  角川文庫)
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